掌を反す子どもの運動指導も子育ても人の心が関わる事から感情労働な側面が大いにあります。思ったように動かない、大人の意図を理解して動いてくれない子どもの姿を見て大人や指導者は自分の思いを抑えなければいけない場面に遭遇します。そこで大切なのが、あり方です。子どもが育ちに繋がる言葉を選ぶのか、自分の感情を発散させる為の言葉を選んで子どもに伝えるのか。子どもの運動指導を行っていると沢山の子ども達に出会います。準備していた運動プログラムが通用しないなんて毎回です。運動プログラム優先で子ども達に関わると、思い通りいかない子どもの出会った時に声掛けが粗くなります。実際にこんな大人の声掛けを聞いた事もあります。「ちゃんとしないさい」命令「ちゃんと聞ける子は...12Jun2021不定期連載コラム